こんにちは、ナカノ初芝歯科クリニックの歯科衛生士の深浦です。
肌寒くすっかり冬に近づいてきましたね。
季節の変わり目で体調崩しやすくなるので気をつけてお過ごしくださいね。

今回は定期検診の患者さんのお口の中を診て思ったことがありましたのでお話しようと思います。 

普段からセルフケアもしっかりしている方で、そんなに磨き残しも目立たない方でしたが、ある日、奥歯の歯茎に傷が数カ所ありました。歯磨きの際に強く磨いて傷つけてしまったものでした。

心当たりがあるか聞いたところ、「歯ブラシの毛先が広がってきて、いつもと違う硬めの歯ブラシ使っています。」とお話してくれました。
少し硬めの歯ブラシを使いはじめて、いつも通り磨いたことによって歯茎を傷つけてしまっていたのですね。
歯茎を傷めたり、炎症が起こって腫れたり、歯茎が下がってしみる症状が出たりと良くないことが起こる可能性がありますので、自分に合った歯ブラシの硬さを選ぶことが重要です。

歯ブラシは毛先が広がってきたら歯面にしっかり当たらないので交換時期となります。
個人差はありますが交換時期として推奨されているのは1ヶ月です。

深浦 写真1

ご自身で使用されている歯ブラシも見比べてみてくださいね。