こんにちは。ナカノ初芝歯科クリニックの片山です。
緊急事態宣言が発令されて外出もしづらい状況ですが皆さまいかがお過ごしですか。
さて今回は、歯周病の検査についてお話ししたいと思います。
歯周病は初期の段階で治療すれば、ほぼ健康な状態を取り戻せる病気ですが、初期の段階では自覚症状がほとんどないので、気づくことは簡単ではありません。
歯周病で歯を支える骨がなくなってしまいますと、なくなってしまった骨は基本的に元には戻りません。 ですので、初期の段階から定期的な検査を行い、治療していくことが大切です。
歯周病の検査には、歯周プローブと呼ばれるメモリのついた器具を使って行います。

4ミリ以上の数値は歯周病の可能性が高く、プローブで測定した後に出血や膿が出ているかどうかも判断基準となってきます。
また、エックス線写真により、骨の状態や、歯石の付着状況などがわかります。
これらの情報を元に診断を行なっていきます。
冒頭でお話ししたように歯周病に初期段階では自覚症状がほとんどないので「自分は大丈夫だ」と思わず一度歯科医院を受診してみてください。