こんにちは、歯科衛生士の唐住です。

最近とても寒くなってきましたね。とくに夜がひんやりするので、暖かくしてお過ごしくださいね。

では以前にも虫歯についてお話しさせていただきましたが、今回はその要因の一つである食生活についてお話しさせていただきたいと思います。

その食生活において虫歯予防に重要な点が3つあります。

①何を食べるかということ以外にもどのように食べるか、いつ食べるかという視点で食事や感触の摂取を考えることです。

短い間隔でダラダラ食べると虫歯になりやすい時間が増えてしまいます。

食事する時間の感覚は空けて、食べるときはしかり食べるようにしましょう。

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②唾液には汚れを洗い流したり、お口の中の酸を中和したり、歯を虫歯から守る役割があります。

野菜、きのこ、海藻など食物繊維を多く含む食べ物を取り入れて噛む回数を増やし、唾液の分泌量を促進させる食事献立を考えます。

③間食にはプラーク中で酸をつくらない甘味料を使用したキャンディー、ガム、スナック菓子などを選びます。

虫歯予防のための食品を選ぶには「特定保健用食品(トクホ)」マークや「歯に信頼」マークが役立ちます。

トクホマークは消費者庁が食品の効果・効能を認めた特定保健用食品のみにつけられる許可マークで、歯に関しては「虫歯の原因になりにくい食品」、「歯を丈夫で健康にする食品」の表示がされています。

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「歯に信頼」マークは国際トゥースフレンドリー協会が食品テストを行い、摂取後30分以内にプラーク中が酸に傾かない食品に対してのみ許可されたマークです。

以上のことを参考にして虫歯になりにくい食生活を送りましょう。