こんにちは、ナカノ初芝歯科クリニックの歯科衛生士の中村です。
だんだん涼しくなってきましたが、体調は崩されていないでしょうか?
今回はムシ歯のでき方についてお話したいと思います。
歯の表面は硬いエナメル質と呼ばれる素材でできています。
このエナメル質にプラーク(歯垢)、いわゆる歯の汚れが長時間ついていると、徐々にプラーク中に含まれるムシ歯菌(ミュータンス菌)が食べ物に入っている糖質をエサにして酸を作り、歯を溶かしていきます。
こうしてムシ歯ができていくのです。
ムシ歯ができるには、ジグソーパズルのように糖分・歯・時間・細菌の4つのピースが必要です。
ということは、その中のどれか一つが欠けてしまえばムシ歯はできないことになります。
例えば、糖質の入ったものの摂取を控える、だらだら食べをやめ決まった時間に食事をするなど…
ムシ歯菌を全部退治してしまえばいいと思うかもしれませんが、私たちの体の中にはたくさんの細菌が住み着いていて、残念ながらそれはできないのです。
ムシ歯の予防はこの4つの要素をコントロールすることがポイントです。
まずは、毎日歯をしっかり磨くことから始めましょう!