こんにちは、衛生士の濵地です。
最近、朝晩が冷えてきましたね。

体調が崩れやすい時期なので気をつけて下さいね。

今回はインプラント治療後のメインテナンスについてお話しします。

インプラントは入れ歯やブリッジよりも長く使い続けることができますが、歯や骨の状態、噛み合わせや全身の健康状態などのバランスを崩せば、長持ちさせることはできません。ですからインプラントを口の中で良好な状態に保つためには、治療後のメインテナンスが大切です。

濵地写真

インプラントはチタンでできているため、虫歯にはなりません。

しかし、磨き残しによって付着した細菌がインプラント周囲の組織に悪影響を及ぼし、歯周病(=インプラント周囲炎)を引き起こしインプラントが使えなくなってしまう可能性があります。

インプラント周囲の組織の変化はご自身では気が付きにくく、異変に気づいた時には手遅れになってしまう場合もあります。このような症状を早期発見・早期治療することが定期メンテナンスの大きな目的の一つです。

定期検診で行うことは、インプラント本体と周囲の検査、歯石・プラークの除去、噛み合わせの検査、ご家庭でのブラッシングの確認、マウスピースの調整などです。

インプラントのケア方法は、天然の歯と同じく毎日の歯磨きが基本です。また歯ブラシだけでは歯と歯の隙間の汚れを落とすことは難しいので、デンタルフロス(糸ようじ)や歯間ブラシを使いましょう。