みなさんこんにちは歯科衛生士の富山です。
12月に入り今年も残すところあとわずかとなりましたね。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
とても寒くなってきましたので風邪など引かないように暖かくして過ごして下さいね。
さて今日は歯周病が及ぼす全身への影響についてお話ししたいと思います。
歯周病は以前から、糖尿病の合併症の一つと言われてきました。
実際、糖尿病の人はそうでない人に比べて歯周病にかかっている人が多いという報告があります。
最近では歯周病になると糖尿病の症状が悪化するという逆の関係も明らかになってきました。
つまり歯周病と糖尿病は相互に悪影響を及ぼしあっているのです。
その他に糖尿病だけではなく、狭心症・心筋梗塞・脳梗塞・肺炎との関連性もあります。
また女性の方であれば、早産・低体重児の危険度が高くなってしまいます。
これは口の中の歯周病菌が血中に入り、胎盤を通して胎児に直接感染するためです。
生まれてくる元気な赤ちゃんのために、歯周病は予防したいですね。

毎日の食生活を含めた生活習慣を見直し、歯周病を予防することが
全身の生活習慣病を予防することにつながります。