こんにちは、堺市の歯科医院・初芝歯科クリニック院長の中野です。


今日はインプラント研修100時間コースの第11回目を受講してまいりました。


この100時間研修も残す所あと4回です。


今回も土曜・日曜と2日間、朝から夜までびっちり研修です。

今日の研修のテーマは「インプラント周囲炎の治療とその特殊性について」です。


講師は宮崎県でご開業されており日本口腔インプラント学会専門医の松井先生です。


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松井先生は長い期間インプラント治療に携わっており、たくさんの症例をお持ちです。


近年インプラント業界においてインプラント周囲炎という症状がトピックになっています。

簡単にいうとインプラントが感染を起こしている状態です。


松井先生は講義でインプラント周囲炎にかかった時のリカバリー方法と、


インプラント周囲炎にならないような治療方法について講演いただきました。


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最後のまとめで「全てのリスクファクターを出来るだけ排除する事が重要である。」と


おっしゃられていました。


具体的にいうとインプラント治療をする前に歯周病を治しておく事や


禁煙を成功させる事などが挙げられます。


インプラントは入れたら終わりではなく、良い状態を維持させる為に


術前・術後の努力が必要であるという事を今回の講義では再認識できました。