こんにちは。ナカノ初芝歯科クリニックの歯科衛生士の木村です。

今年の夏は猛暑の日々があったり、急な豪雨が続いたりと天気の変化が多くありましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今回はシーラントについてお話しします。まず、シーラントとは奥歯の溝をプラスチック樹脂で一層埋めて虫歯を予防する方法です。主に生えて間もない6歳臼歯や乳歯の奥歯に行います。

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虫歯予防の一つとしてフッ素塗布がありますがフッ素塗布は薬剤で予防する方法であり、シーラントは物理的に歯を覆って虫歯を予防する方法です。

奥歯でよく食べ物を噛みますので、奥歯の溝は汚れが溜まりやすい場所です。
特に生えたての歯は未成熟で柔らかく溝も深いのでしっかりとケアをしないと虫歯になってしまいます。

シーラントはあくまでも虫歯予防が目的の処置です。シーラントをした後でもしっかりと歯磨きをしないと虫歯になってしまいます。
また噛み合わせや摩耗など様々な状態によってシーラントが取れてしまう事もありますが、定期検診にお越しいただくと早期に見つけることができます。

またお気軽にご相談ください。