堺の歯科医院・ナカノ初芝歯科クリニックのブログ

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2021年07月

こんにちは、ナカノ初芝歯科クリニックの文川です。

今年の夏も暑すぎますね。みなさん、熱中症ならないように気をつけてくださいね。 

さて今回は「プラーク」とは何かについてお話しします。

プラークは食べかすと思われがちなのですが、食べかすではなく細菌の塊なのです。
歯を磨かないでいると歯面がザラザラしてきますよね。
よく見ると、黄白色の粘着物がついています。それがプラークです。
プラークは細菌で構成されており、その栄養素となるのが食べかすです。

プラークは水に溶けにくく、歯にしっかりと付着しているため、うがいなどでは簡単に落ちず、歯ブラシや歯間ブラシでなければきれいに落とすことができません。
従いまして食後の歯磨きが大事になってくるのです。

さらに、プラークが石灰化した硬いかたまりの事を歯石といいます。

歯石になってしまうと自分では取り除くことができないため、歯科医院に行って専門の器具でしか歯石の除去はできません。

なので歯石になってしまう前に歯磨きをしっかり行い、プラークを落としましょう。

もちろん日々の歯磨きも重要ですが、定期的に歯科医院でクリーニングをしてもらうのも大事です。

ぜひ、気になる方は1度歯科医院を受診してみてくださいね。

文川写真

こんにちは、ナカノ初芝歯科クリニックの歯科衛生士の深浦です。

今年は暑い夏ですね。夏休みなってお子さんの受診が増えてきました。

今回はそんなお子様の生え変わりについてお話しします。
 乳歯の助ける時期、永久歯の生えてくる時期って気になりますよね。
平均的には6歳から12歳頃にかけて乳歯から永久歯へ生え変わります。

乳歯は合計20本、永久歯は28本(親知らずを入れると32本)です。

こちらの図が目安の時期になります。

深浦

個人差はあるので1年は前後することもあります。

当院では定期検診で経過観察し、レントゲン写真をお撮りして永久歯の位置や、他の歯が引っかかっていないかなどみています。

生え変わりの時に注意して頂きたいことは、

・生え始めたばかりの歯は未完で、酸に溶けやすいため、虫歯になりやすいです。早い時期からフッ素を活用して虫歯予防を予防しましょう。 

・乳歯が抜けずに横から永久歯が生えてきてしまっている場合は歯並びに影響を及ぼします。そういった場合は早めに処置をしてあげることが大切です。

日頃からお子様のお口の中をよく診てあげてください。
何か気になることがあればお気軽にご相談ください。

こんにちは、ナカノ初芝歯科クリニックの歯科衛生士の中村です。

蒸し暑い日が続いてきましたね。水分補給をしっかりして熱中症に気をつけてください。 

ブクブクうがいについてお話ししたいと思います。

みなさん、ブクブクうがいをするときに、噛むような動きや首を振ってうがいをしていませんか。
このようなうがいをすると、お口の中に水がしっかり行き渡らず、汚れを取り切ることができません。

正しいブクブクうがいは、両方の頬を膨らませてブクブクとうがいをしお口の中全体に水を行き渡らせます。

正しいブクブクうがいの仕方

中村写真

ブクブクうがいをしたときに、口から水が飛び出すことはありませんか。

この場合、口周りの筋肉が弱くなっているかもしれません。
ブクブクをしっかり意識して、口輪筋を鍛えましょう。
また、常温のお水やぬるま湯ですると筋肉が緩んでストレッチ効果が期待できます。

歯磨き後のうがいや洗口液でうがいをする場合も、正しい方法を意識すると、水が奥まで入ります。

正しいブクブクうがいでお口の汚れを取り除きましょう。

こんにちは、ナカノ初芝歯科クリニックの歯科衛生士の唐住です。
最近日中が特に暑くなってきましたね。熱中症には気をつけてください。
 

では本日は成人で80%以上の人がかかっているという歯周病についてお話ししていきたいと思います。

歯周病とはプラーク中の細菌が原因で生じた炎症性疾患です。
炎症が歯茎に限局していれば歯肉炎になります。
炎症が歯茎以外のも広がり、歯周ポケットが深くなったものが歯周病です。

ほかにも強い噛み合わせの力によって歯周病が引き起こされることもあります。

唐住 写真1

歯肉炎と歯周病の違いについてお話ししていきたいと思います。 

<歯肉炎>

炎症が歯茎に限局している状態をいいます。

プラークや歯石が歯に付着すると歯茎の発赤・腫脹がみられ、腫れ上がった歯茎が形成されます。

<歯周病>

歯肉炎が進行し、歯槽骨(歯を支える骨)の吸収がみられ歯周ポケットが形成されます。
歯周病に罹患すると歯茎の発赤・腫脹が見られ、プラークや歯石が付着することで歯周ポケットが深くなっていきます。
出血しやすい状態であり、歯茎が下がったり、だんだんと歯が揺れてくることがあります。

唐住 写真2

これらを予防するには大事なことが2つあります。

1つ目は毎日ご自宅でしっかり歯を磨くことです。

歯石になる前のプラーク(歯垢)と言う汚れは歯ブラシで取れる柔らかい汚れなのでこの時点でしっかり落としておくことが大事です。

2つ目は定期的な歯石取りです。

歯ブラシでは取りきれなかった歯垢は時間が経つと固まって歯石になります。
これは歯ブラシでとることができないので歯科医院へ定期的に通っていただき、専用の機械で歯石を取ります。

この2つを守っていただくと歯周病を予防することができます。

効果的な歯磨きの仕方については当院の歯科衛生士までお気軽にご相談ください。

唐住 写真3


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