堺の歯科医院・ナカノ初芝歯科クリニックのブログ

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2020年09月

こんにちは、歯科衛生士の此木です。

今年の夏は異常な暑さでしたね

日中はまだ暑い日が続きますので熱中症にお気をつけください。

さて毎日している歯磨きですが、間違ったブラッシングしていると虫歯や歯周病予防のためにしているのにかえって歯や歯茎を傷つけてしまいます。

みなさんのお口の中はこうなっていませんか。 

○歯肉炎


このき写真1

歯と歯肉のきわのところにプラークが溜まることが原因で歯肉が赤くなっていることが特徴です。

歯磨きをしているとここから出血を起こします。

○クレフト


このき写真2

歯肉がV字状またはU字状に避けた状態をいいます。

強いブッラシングにより起こります。(主に縦磨き)

また噛み合わせの異常によっても起こることがあります。 

○フェストゥーン


このき写真3

歯の付け根が浮き輪のように盛り上がっているのが特徴です。

強いブッラシングで擦られた歯肉が飛行した状態です。

このように普段のブラッシングが原因でなる場合があります。

ブラッシングを変えても改善されない場合、噛み合わせが原因になっていることもありますのでお悩みの方はお気軽にご相談下さい。

こんにちは、ナカノ初芝歯科クリニックの文川です。

9月に入り、暑さも少し落ち着き、だんだんと涼しくなってきましたね。

今回は、タバコと歯周病の関係についてお話ししたいと思います。 

タバコはニコチン・タール・一酸化炭素のほか、200種類ほどの有害物質が体内に取り込まれることによって、歯周病を進行させるほか治癒の影響を及ぼします。

有害物質が体内に取り込まれると、免疫力が低下します。そのため細菌感染による炎症が起こりやすくなります。また、喫煙によって体内のビタミンCが大量に消費されるためさらに免疫力の低下を招きます。

ほかにも、タール(ヤニ)が歯面に付着することで、歯周病の原因となる歯石がつきやすくなるため、症状が進行しやすくなるのです。

さらに、タバコは歯周病を悪化させるだけではなく、歯周病を治りにくくする役割を果たしています。歯肉の表面を覆う細胞や、傷の修復に関わる繊維細胞の機能が障害されるので歯周組織の修復機能が低下し、歯周病治療を行っても治癒が妨げられてしまいます。

タバコは、さまざまな深刻な疾患の原因となることは広く知られていますが、歯周病に影響があることは、あまり知られていません。

歯周病によって歯を失うだけではなく、重篤な症状を引き起こす恐れがあるのです。
自分は大丈夫と思わず、歯科医院できちんと定期検診を受け、歯周病から歯を守ってくださいね。

たばこ

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