堺の歯科医院・ナカノ初芝歯科クリニックのブログ

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2018年11月

こんにちは。歯科衛生士の伊藤です。

いつのまにか秋が過ぎ去って気がつけばすっかり冬になりましたね。肌寒い日が続いているので、体調を崩されないように気をつけてくださいね!

さて今回は虫歯の原因についてお話しさせていただきます。

まず虫歯はどうしてできるのかというと、お口の中にある歯垢の虫歯菌が食べ物から栄養をとり酸を作ります。その酸によって歯の表面が溶かされていきます。これが虫歯の始まりです。 

その虫歯には原因となる3つの要素があり、

①歯質 ②細菌 ③食べ物 の3つの要素と時間の経過が加わってできると言われています。

伊藤写真②

①歯質

もともとの歯の強さや唾液の力、歯並びや歯の形などによって虫歯になりやすいかが左右されます。

②細菌

虫歯のおもな細菌はミュータンス菌です。この菌があることによってプラークとよばれる歯垢をつくり、先ほど説明させていただいた歯をとかす酸をつくります。

③食べ物

虫歯菌は糖を取ることによって活発に活動します。特に砂糖が入っている食べ物や飲み物は虫歯の発生に影響を与えます。 

これらの3要素が重なる時間が長ければ長いほど虫歯ができやすくなります。

なのでこの3要素の重なりあう時間や面積をできるだけ少なくすることで虫歯になるリスクを下げることができます。

伊藤写真
 

対策としては

①歯質に関してはフッ素を使用した歯質強化や、食事をする際はよく噛んで唾液の分泌を促進すること、また歯科医院で行われているシーラントによる予防があります。

②細菌に関してはご家庭での正しい方法による歯磨きや、歯科医院で定期的に歯垢・歯石の除去を行うことが大切になります。

③食べ物に関しては砂糖が入っていないおやつの選択やバランスのとれた食生活、また同じ砂糖の量でも何回もわけて食べるダラダラ食べをすると虫歯になる確率があがります。

伊藤写真③

虫歯になる原因は人それぞれですので、ご自身にあった予防方法について何かご質問がございましたらお気軽にご相談ください!


みなさんこんにちは!衛生士の濵地です。

今年も残り僅かにました!寒くなって外に出掛けるのが辛いです。これから少しづつお忙しくなるかと思いますが、良い年末年始になるといいですね♫ 

さて、今年もこの日がやってきました!そう、院長のお誕生日☆

昨年は節目の年ということで、バースデーケーキでお祝いをしました、、 

そして今年は、、クリニックから近くのお寿司屋さんの海鮮丼をプレゼントしましたー^^♫ 今年は無糖です!笑

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今年は、院長に加え、受付の文川さん、衛生士の此木さんもお誕生日月ということで、スタッフでお昼にサプライズをしました^^

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近日、イタリアンでお誕生日会を予定しているので、とっても楽しみです♫

みなさんにとって素敵な歳になりますように☆彡

こんにちは^^歯科衛生士の深浦です。

最近は朝や夜が寒くなってきて、日に日に日中も冷えてきましてね。

年末にかけてだんだん寒さが増してきそうで嫌になりますね・・・。

また、ウイルス性の風邪やインフルエンザが流行ってくる季節なので気をつけてくださいね(・・;)

今日は妊娠中に歯科治療についてお話ししたいと思います。

妊婦① 

妊娠中の歯科治療はお腹の子供さんに影響があると思っていられる方も多いかと思いますが、時期を注意すれば治療をすることは可能です。

虫歯をそのままにしていたり、噛めなかったり痛みがあったりすることで

ストレスに繋がって、かえってお腹の子供さんにも良くないこともあります。

妊娠初期(1〜4ヶ月)はつわりなどがあるので

過度の緊張や長時間に分ける治療は避けて簡単な治療や応急処置で対応するのがいいでしょう。 

妊娠中期(5〜7ヶ月)はほとんど問題なく治療を受けることができます。

妊娠後期(8〜10ヶ月)はお腹が大きくなって仰向けでの治療や母体に負担がかかる為、緊急性がある場合のみ応急処置をおこないます。

治療に麻酔が必要な場合、浸潤麻酔を行います。

一過性に歯の神経を麻痺させるもので、局所的に用いますので全身的にはほとんど影響がありません。

体内に入ると肝臓などで分解され、尿と共に排泄し胎盤を通すことがないので安全です。 

レントゲン写真は歯科の場合、顎や歯の周りを撮影する為、胸部や腹部に直接X線が当たることはありません。当院では防護エプロンを着用して頂いて母体に対する被曝量はほとんどないです。

人間は自然に放射線を浴びていて年間約2.4mSvといわれています。

歯科のレントゲンは1枚約0.01mSvなので問題はないかと思われます。 

薬剤に関しては、抗生物質はお腹の子供さんに悪影響を及ぼす危険性がある為、妊娠8週以内では処方しません。痛み止めは耐えれない痛みやストレスにつながる場合は比較的安全なお薬を処方します。

安全性や必要性、適切な時期や分量を考慮して処方します。 

妊娠中はホルモンバランスが変化する為、妊娠性歯肉炎になりやすい状態です。

また、つわりで歯磨きがしっかりできなかったり、食事回数が増えたり、口腔内も汚れがちなので、虫歯や歯周病が進行しやすいです。

出産後まで待って症状がひどくなる前に、安定期(5ヶ月)での受診をお勧めします。

ただし、妊娠中はできる治療の範囲や、使用できるお薬が限られてしまします。

その為、妊娠前からの定期的な検診がベストだと言えます。

ぜひ気軽にクリーニングにお越し頂けたらと思います^^

妊婦②
 

こんにちは、初芝歯科クリニックの歯科衛生士の中村です。

冬になり、だんだんと冷え込んでいますね!体調は崩されていないでしょうか?

さて、昨今の日本人の平均寿命は、著しく延びていて、男性は81歳、女性は87歳と「人生80年」の時代になりました。これからの人生の中で美味しいものを食べたり素敵な笑顔を保ったりするために歯はとても大切な役割があります。

しかし、80歳で自分の歯を20本以上持っている方は全体の20%なのです。

どうして人は歯を失ってしまうのか?

ある調査で、大人になってから歯を失う原因の42%が「歯周病」、続いて32%が「虫歯」となっています。

 

中村写真

40歳以上の約8割の方がかかっているといわれている歯周病。実は歯を失う最大の原因であるだけではなく、近年では、脳や心臓の病気など様々な病気の引き金になるのです。

普段、

・歯磨きをすると血が出る

・歯がぐらついている

・歯と歯の間に物が挟まりやすい

・歯ぐきが赤く腫れている

・口臭が気になる

などの症状がありませんか?

これらは歯周病のサインです。

該当するものがあれば、もしかしたら歯周病かもしれません。

虫歯は痛みがあり、自覚症状があるのですが、歯周病は痛みがそれほどなく、自覚症状がないのでなかなか歯科医院に足が向かないという方も多いと思います。

これから豊かな生活(Quality of life)をおくるためのケアの一つとして歯周病治療が注目されています。

みなさんも一度歯科医院での検診、歯周病治療をお勧めします。

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