堺の歯科医院・ナカノ初芝歯科クリニックのブログ

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2018年09月

こんにちは、ナカノ初芝歯科クリニックの歯科衛生士の中村です。

秋になり少し涼しくなってきましたね!

歯科医院でクリーニングを行い白くキレイな歯になっても、しばらくすると歯に茶色の着色汚れが気になりませんか?

これはステインと呼ばれるもので、コーヒーや紅茶、赤ワインなどの色素やタバコのヤニなどが歯の表面のペリクル(唾液の成分でできた膜)に取り込まれ蓄積されたものです。

では、ステインはどのようにできるのでしょうか?

1中村

歯科医院でクリーニングを行った後は歯表面のエナメル質がツルツルに磨かれているため、歯垢や汚れがつきにくい状態です。

2中村

しばらくすると、歯を守るためにペリクルと呼ばれる唾液から作られたタンパク質の薄い膜が、歯の表面を覆います。

3中村

飲食物に含まれる色素やタバコのヤニなどがペリクルに付着すると、少しずつ着色し、くすみや黄ばみが気になりはじめます。

4中村

着色ペリクルが蓄積されると色が濃くなり、やがて歯磨きでは簡単に落とすことができない固着したステインとなります。 

白い歯を長く保つためには、お口の中を着色しにくい環境に整え、ステインの沈着を予防するための日々のケアが大切になってきます。

歯磨き時にステインの着色に効果のある美白歯磨剤を使う、着色しやすい飲食物(色の濃い食べ物や飲み物、タバコなど)はなるべく控えて摂取した後は丁寧に歯磨きをする、定期的な歯科医院でのメンテナンスを行い歯垢やステインの除去と歯の表面を磨くクリーニングを行う、この三つがポイントになってきます。

日々のケアをしっかりと行い、白い歯を保ちましょう!

こんにちは!歯科衛生士の伊藤です。

9月になり暑さもやわらいできましたね!
最近ですと大きな台風がありましたね。音や風邪にびっくりしましたね
….停電などは大丈夫でしょうか?

普段から災害に備えておくことが大切です。

 さて今回は歯ブラシについてお話しさせていただくのですが、最近だと薬局やスーパーに行くとたくさんの種類の歯ブラシがあり、どれを選べばいいか分からなくなりますよね。なので歯ブラシの選び方についてお話しさせていただきます。

まず歯ブラシのかたさですが、一般的にかため、ふつう、やわらかめの3種類がありますがかためを選んでしまうと歯ブラシの毛先がかたくなっているため、歯茎を傷つけやすくなります。
したがいまいしてふつう〜やわらかめのものを選びましょう。
また市販の歯ブラシだとふつうと書かれていてもかたいものが多いので、やわらかめがオススメです!

伊藤4

また、最近は歯ブラシの毛の形が山の様に膨らんでいるものやギザギザしたものなど種類がありますが、歯ブラシの真っ直ぐになっているものがオススメです。

山型やギザギザしているものは主に歯と歯の間を磨きやすくするための形ですが、尖っている部分の毛は歯に強く当たるため毛先が広がりやすいのです。

歯ブラシの毛先が平らになっているものは、汚れがつきやすくなる歯と歯茎の間を磨くのにとても適しています。

 

 

伊藤2

 

次に歯ブラシのサイズについてですが、歯ブラシの頭の部分をヘッドといいます。歯ブラシにはヘッドが大きいものと小さいものがあり、大きいものですと1回の磨く範囲が大きいので良いと思われがちですが歯と歯の間まで毛先がしっかり入り込まないので結果的に磨き残しが多くなります。

またお口の中にも歯ブラシが入れにくいためヘッドが小さいものを選んで下さい。

 

伊藤1

 

これらを参考にぜひ自分にあった歯ブラシを選んでみてください。

ですが歯や歯茎の状態によって違うこともありますので何か気になることがございましたらお気軽にご相談ください!!

伊藤3


みなさん、こんにちは!衛生士の濵地です。

少しずつ涼しい日が多くなってきて、過ごしやすい季節になってきましたね。

紅葉が楽しみです♩

 

さて、今日は歯間ブラシについてお話しします。

歯間ブラシにはI型とL型の2種類があります。I型は前歯部に、L型は奥歯に通しやすいです。

またブラシの太さは細いものから、SSSSSSMLの5種類があります。

歯と歯の間に入れてピッタリのサイズを選んでください。

歯間ブラシの入れるコツは歯と歯の隙間に対してゆっくりまっすぐに入れることです。斜めに入れてしまうとブラシが曲がってしまいます。

動かし方は片側ずつ歯面に沿わせるようにゆっくり数回動かしてください。

この時、歯と歯の間が狭く、挿入しにくい場合は無理に差し込んだり回転させないようにしましょう。歯ぐきを傷つけます。

I型はブラシは90度に曲げると奥歯に通すことも可能です。

ブラシの部分がまっすぐになっているのを指で90度に曲げてください。

もし通しにくい場合はL型を使ってみて下さいね。 

また歯間ブラシを通す際にジェル状タイプをつけることで滑りが良くなるため歯間ブラシを入れる際に痛かった方もスムーズに通すことができ、ジェルが歯周ポケットに浸透して歯周病菌に作用し、効果的です。

 

使い終わったらブラシ部分を水洗して、乾燥させておきましょう。毛先が傷んでバラバラになったり、ワイヤーが曲がってしまった歯間ブラシは使わないようにしましょう。

 

毎日の歯磨きに加え、歯間ブラシを毎日通すことが理想的ですが、実際はなかなか難しいかと思いますので、無理のないペースで習慣にしていきましょう♩♩ 

こんにちは歯科衛生士の深浦です。

最近はゲリラ豪雨だったり、台風だったり、急に暑くなったり、涼しくなったり天気が様々でしたね。

体調崩しやすい季節の変わり目でもあるので皆さん気をつけてくださいね!

今日は虫歯の分類についてお話したいと思います。

まず虫歯のご説明をします。
虫歯とは歯垢の中の細菌が作り出す酸によって歯が溶かされていく病気のことです。

虫歯を防ぐには、歯についている歯垢をきちんと除去する必要があります。

そして虫歯になってしまったら早く治す事が大切になってきます。

虫歯は進行状況によってCoC1、C2、C3、C4の5段階に分けられます。

   Co・・・初期虫歯でまだ歯には穴があいていません。

フッ素とキシリトールを利用し再石灰化させることを目標に対応します。

①Co.絵gif 

   C1・・・歯の表面のエナメル質にだけ穴があいています。

溝が黄色っぽくなっていたり、黒っぽくなっていたります。

通常は痛みがありません。

放置すると進行してしまうので最小限削って樹脂で詰める治療が必要です。

②C1絵

  C2・・・エナメル質の下の象牙質まで達した虫歯です。

神経までには達していないので強い痛みはないが、冷たい物や甘いものなどがしみ始めます。

麻酔をして削る必要があります。虫歯の深さによってはセラミックやメタルなどの詰め物で補填していきます。

③C2絵 

  C3・・・更に虫歯が進み神経まで達している状態です。

虫歯の穴は大きくなり、激痛を伴うこともあります。

麻酔をして歯を大きく削って神経を取り、歯の根っこの治療をする必要があります。

④C3絵 

  C4・・・歯の根っこだけが残っている状態です。

神経は死んでいる為、歯自体は痛みを感じないことが多いです。

しかし炎症は進行していきます。

多くの場合は、残しておけないので抜歯になります。

⑤C4絵 

このように穴のあいた虫歯は自然治癒する事はありません。

放っておけば、どんどん進行し悪化します。

虫歯は早期発見、早期治療が大切です。

痛みのない虫歯もありますので、ご自身で気付きにくい部分もあります。 

したがいまして定期検診がとても大切になります!

定期的に歯石を取りる事で歯周病予防になり、虫歯の検診もしますので

早い段階で見つける事ができ、治療する事ができます。

検診はしっかりと定期的にお越し頂くことが大切ですので、

皆様お忙しいとは思いますが時間をつくって歯科医院にいくことをお勧めします。

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