堺の歯科医院・ナカノ初芝歯科クリニックのブログ

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2018年06月

こんにちは、初芝歯科クリニックの歯科衛生士の中村です。

梅雨も終わり、蒸し暑くなってきましたね!

今回は根面う蝕についてお話ししたいと思います。

根面う蝕とは、歯茎が下がってしまい、根っこが出てきているところから虫歯になることです。

歯の表面は硬いエナメル質で覆われていますが、歯の根っこはエナメル質より軟らかい象牙質で出来ているので一度虫歯になってしまうと進行が早くなってしまいます。

歯茎が下がっている原因は、歯周病や過度な歯磨きなどがあげられます。

現在、日本では「8020達成者」が50%を超え、残存歯数の多い高齢者が増えてきています。

そして、歳を重ねるごとに歯茎が下がってきていると感じる方が多いと思います。

では、根面う蝕を予防するにはどうしたらいいのでしょうか?

まずは、歯磨きが大切になってきます。

歯茎が下がっていて根っこが出てきているということは、そのぶん磨く歯の面積が増えます。
歯茎のキワは歯ブラシを意識しないと届きにくいため磨き残ししやすいです。

ですので歯ブラシを当てるときに歯茎のキワも気をつけて磨いていただくことが大切になってきます。

この時の歯ブラシを45度歯茎の方向に傾けていただくことと、力強く磨いてしまうと根っこが削れてきてしまうので優しい力で磨くことがポイントとなってきます。

中村1

また、1450ppmフッ素配合歯磨剤を使うことで、う蝕を予防できます。

中村2

 

歯茎を下げないことが一番いいのですが、下がってしまった場合、歯の根っこはデリケートなので、優しくケアしてあげることが大切です。

歯茎が下がっているなと思ったら、いつもより優しく磨いてあげましょう!!

 こんにちは!衛生士の濵地です。

梅雨に入り過ごしにくく感じることも多いかと思います。

特にお口の中が乾燥しやすい時期なので、こまめに水分補給してくださいね。

最近お越しいただいてる方はお目見されたかと思いますが、待合室にウォーターサーバーを設置しました♪
お気軽にご利用ください。

今日は虫歯予防のひとつ「シーラント」についてお話したいと思います。

シーラントとは、噛む面の溝が深いところに歯を削ることなく、樹脂をつめて虫歯を予防する方法です。

詰める部位は、基本的には永久歯ですが、溝が深い乳歯も適応です。

具体的には、乳歯で言うと前から4本目5本目の歯、永久歯は前から4本目から7本目の歯までです。

濵地
名称未設定
 

虫歯を予防する以外に、シーラントに含まれるフッ素が放散され、歯に取り込まれることで歯を強くする効果もあります。

シーラントを行うタイミングとしましては、生えたての永久歯は溝が深く、頑張って歯ブラシを当てても汚れが落としきれずに虫歯になってしまうことが多いため、歯茎から奥歯の溝が完全に見えた頃に出来る限り早期に行うことをお勧めします。

シーラントは虫歯予防には効果的ですが、全ての虫歯を予防するものではありませんので、日頃からの歯磨きと定期的な検診を心がけましょう。

こんにちは、歯科衛生士の伊藤です。

6月になり蒸し暑くなってきましたね。梅雨の時期なのでじめじめすることも多いですが、晴れている日は日差しが強い時もありますので日焼けに注意してくださいね。

さて今回は歯周病の原因についてお話させていただこうと思います。

歯周病とは歯の周りの歯周組織に炎症が起きる病気で、歯肉炎とは違って顎の骨にまで影響を及ぼしてしまいます。

その歯周病の主な原因はプラーク、または歯垢とよばれるもので 歯の表面にくっついている細菌の塊です。このプラークによって歯周病はすすんでいくのですが、その他にプラークの量を増加させるような原因があるので いくつか挙げていきたいとおもいます。

①歯石

 歯石自体に細菌はいないのですが、歯石の表面はザラザラしていてプラークがつきやすいです。

②虫歯

 歯茎の辺縁に虫歯があるとプラークがたまりやすくなります。

③不適合な被せ物

 歯茎のきわに、段差があるような適合のあっていない被せ物は、段差部分に  

 プラークがたまりやすいです。

④口呼吸

 口呼吸をすることによって、上の前歯などの一部分が乾燥状態になり自浄作用が低下して、プラークの蓄積量が多くなります。

⑤歯列の不正

 歯並びが悪いところは、歯ブラシが届きにくく当てるのも難しいため自浄作用が低下してプラークが残りやすいです。

などがあります。

また歯ブラシが届きにくい深い歯周ポケットなどもプラークがたまりやすくなります。

歯周病にならないようにするにはプラークを取り除くこと、つまり歯磨きが大事になります。

お家でのセルフケアが重要になってきますので、きちんとした歯磨きを頑張りましょう!!

 

こんにちは、歯科衛生士の深浦です。

さて今日は口呼吸についてお話したいと思います。

通常、呼吸は鼻から息を吸い、鼻から吐く「鼻呼吸」が正常な状態です。

口からも呼吸はできますが本来、口は食べるために用います。

ですが最近では口から息を吸って、口から吐く「口呼吸」をしている人が増えていて問題視されています。

原因としては、鼻づまりであったり、癖になっていたり、口周りの筋力の低下、歯並びなどがあげられます。

空気中には、ほこりや細菌、ウイルス、花粉、有害な排気ガスなど体に有害な物が含まれています。「鼻呼吸」ではその大部分が鼻の表面の粘液や鼻毛によってキャッチされ鼻水と共に排出され自然に濾過されますが、「口呼吸」では直接喉を通り肺に入っていきます。
さらに、口や喉が乾燥しやすく唾液の分泌が悪くなり、歯や歯茎にも大きな悪影響があります。

口呼吸をしていると、唾液の分泌が悪くなり、虫歯や歯周病になりやすいのです。
口腔内も乾燥してしまうため、口臭やいびきの原因にもなります。

喉のリンパが炎症を起こし呼吸器系の病気や風邪を引きやすくなったりします。

他にも歯並びの悪化や顔つきが変わって来たりします(たるみ・しわ・二重顎)。

口呼吸を無意識的にしてしまっているとすぐに治すのは難しいかもしれませんが、意識することで改善は見られることもあります。

とある先生が考案された「口呼吸」から「鼻呼吸」に改善していく口の体操があります。
「あ・い・う・べ・体操」です。

しっかり継続していくと自然と「鼻呼吸」になっていくそうです。

口の周りの筋肉を鍛えるのに簡単で、年齢問わずに出来、最も行い易い方法だと言えます。

「あー」と大きく口を開けます。

「いー」と口を横に広く開きます。

「うー」と唇を間に突き出します。

「べー」と舌を思い切り前に突き出し、そして下に伸ばします。

声は出しても出さなくても良いです。これを130回目安で続けます。

最初は疲れるので慣れてくると3分前後でできます。

「口呼吸」はデメリットばかりでメリット面もあまりないみたいなので

もし気になられている方はお試し下さいね。

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