堺の歯科医院・ナカノ初芝歯科クリニックのブログ

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2017年06月

皆さんこんにちは、歯科衛生士の富山です。
6月もそろそろ終わりに近づいてきましたね。
梅雨の時期に入りましたが今年は雨が少ないようです。

月に入ると雨の降る量が多くなるそうですが
洗濯物がなかなか乾かないのも困りますよね。

さて皆さんはこんな経験をしたことはないでしょうか。

私自身も患者様から相談されたことがあるのですが

銀の包み紙やアルミホイル、金属製のスプーンをかんでピリッとしたり、

キーンと感じた経験はありませんか?

富山 

銀歯が入っている方は経験があるかと思いですが
実はこの症状は
「ガルバニック電流」という
異なる種類の金属が触れ合うことで発生する現象なのです。

お口の中は唾液で電気の伝導性が高まっているため
一種類の金属が存在するだけでもガルバニー電流を発生させてしまいます。

経験がある方はお口の中を見て下さい。
金属の詰め物や被せ物が入っているのではないでしょうか?
金属を取り除く事で治療は可能です。
気になる方は一度当院へご相談下さい! 

まだまだ蒸し暑い日が続きますが
皆さん体調崩さないように気をつけましょう!
  

こんにちは。初芝歯科クリニックのカウンセラーの福田です。

気温も安定してきて過ごしやすくなってきたと思っていたら、
もう暑い日も出てきましたね!

今回は『麻酔の痛み』についてお話致します。

当院では初めて来院された全ての患者さんに
カウンセリングを行ってから診察をしているのですが、
「痛いのが苦手です!」「痛みの無い治療をお願いします。」
という声をたくさんお聞きします。

もし虫歯が大きい場合や痛みが伴う可能性のある治療はまず麻酔を行います。

しかし、痛いのを防ぐための麻酔ですが、麻酔をする時にも痛みが伴うのです。

当院ではその麻酔をする時の痛みを軽減して気持ちよく診療を受けて頂けるよう
様々な工夫をしていますのでご紹介致しますね。
 

まず注射の針を刺す時の痛みを軽減させるために
針を刺す箇所に表面麻酔を塗り歯茎や粘膜の感覚を麻痺させます。
さらに、とても細い注射針を使用する事によって、
さらに痛みを感じさせないようにしてあります。

そして、麻酔にはもう1つ痛みを伴います。

それは麻酔を注入する時の痛みです。

その痛みを和らげるため、麻酔を人肌に温める機械を使用しています。

福田6月画像

また注入するスピードが速すぎると強い痛みを発生させてしまいます。
従来の麻酔は歯科医師の手動で行っていたため
スピードのコントロールが難しかっったのですが、
電動の注射器で一定の速度で麻酔を注入する事ができ
痛みが出来るだけ出ないようにする事ができます。

いかがでしたか?

麻酔をする時間自体は短いですが、実はこのような工夫がされているんです!

麻酔以外でも、診療について気になる事がありましたら
気軽に歯科医師やスタッフに質問して下さいね!
 

こんにちは、初芝歯科クリニックの歯科衛生士の中村です。

梅雨が終わり暑い日が続いて夏が近づいてきましたね!

本日は歯の消失と認知症の関係についてお話をさせてください。

みなさんは近年、認知症の高齢者が増加傾向にあることはご存知でしょうか?

認知症は誰の身にも起こる可能性のある病気です。

一見無関係と思われがちですが、実は認知症と歯には密接な関係があります。

厚生労働省から、噛む能力が弱く、かかりつけの歯科医院がない人ほど
認知症のリスクが高くなるという研究結果が発表されています。

歯が20本以上残っている人に比べて歯が数本で入れ歯を使わない人の認知症のリスクは1.9倍、
かかりつけの歯科医院のある人に比べてない人の認知症リスクは1.4倍になるそうです。

こちらが4年間で認知症を発症した65歳以上の人を示すグラフです。


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このように歯を失うと認知症のリスクが約2倍になってしまうのです。

したがって、歯の本数をできる限り減らさないことが認知症の予防につながってきます。

大人になってから歯を失う最大の原因は、歯周病です。
歯周病を予防するには正しい歯磨きの仕方を身につけることと
定期的に歯科医院に行って歯のクリーニングをすることが大切になってきます。

当院は虫歯の治療も行っておりますが、歯周病の治療にも力を入れておりますので、
何か気になることがございましたらお気軽にご相談ください!

しっかり噛める歯を維持して認知症を予防しましょう。  


皆さん、こんにちは!歯科衛生士の濱地です。

最近、雨が降るごとに気温が上がって少しづつ夏の訪れを感じるようになりましたね。

さて、今日は喫煙と歯周病の関係についてお話ししたいと思います。

なぜタバコが歯周病に影響するかをご存知でしょうか。 

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お口の中で起こっていることを少し詳しくお話しますと、
体内にニコチンが吸収され末梢血管が収縮されて血行障害が起きます。
また一酸化炭素が発生して酸素がきちんと行き渡らず、
歯肉と歯の支えになっている骨に栄養や酸素が十分に供給されなくなります。

そして酸素が少ないことを好条件にする細菌が繁殖しやすい環境となり
歯周病を引き起こし進行することになり、また歯周病治療の遅延にもなります。

さらにニコチンの血管収縮作用の影響で血行障害が起きることで、
歯肉が炎症を起こしても出血が抑えられてしまい、
そのため歯周病に気がつきにくく、
気がついた時には手遅れになっていることがほとんどです。

喫煙は歯周病の引き金になる他に、歯茎の色素沈着や歯表面の着色、
女性では低体重児出産や高リスクであれば白板症(前がん病変)や
舌癌などを引き起こすと言われています。

このような影響があってもタバコを断ち切ることは
なかなか簡単なことではないと思いますが、
喫煙者の方はタバコが身体にどのように影響するか
ぜひ参考にして頂ければと思います。

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