こんにちは。初芝歯科クリニック受付の石井です。
今回は受付で試供品をお渡ししている
グラクソスミススタイン社のシュミテクトのご紹介をします。
皆さんは冷たいもので歯がしみる事はありませんか?
冷たいもの、甘いものを食べたり飲んだりしたときに
短く鋭い痛みを一時的に感じます。
虫歯だろうか、と当院を受診される方もいらっしゃいますが、
知覚過敏が原因だと診断される事もあります。
シュミテクトのホームページによると、
今は三人に一人が知覚過敏であると言われているそうです。
思い当たるな、と思われた方は一度歯科を受診していただき、
何が原因で歯がしみているのかを確認していただくことをおすすめします。
その痛みの原因が知覚過敏であるなら
進行の程度によっては自宅でケアをする事で良くなる事もあるからです。
ところで、なぜ歯がしみるのでしょうか。
歯はエナメル質という固い組織で歯ぐきの上の部分が覆われています。
エナメル質は歯に対する刺激から神経を守っています。
エナメル質の下には象牙質というものがあります。
象牙質は歯のほとんどの部分を形成している組織です。
間違った歯みがきの仕方や食いしばり、
歯周病などによって歯ぐきが下がると象牙質がむき出しになります。
そうすると、熱いものや冷たいものの刺激を直接神経に伝える事になるのです。
ですが、歯がしみるからといって歯みがきを怠るとプラークがたまり、
知覚過敏を悪化させたり虫歯や歯周病を誘発することになります。
では、現在しみている、知覚過敏だと言われたという方は
どうすればいいでしょうか。
知覚過敏は虫歯ではないので麻酔をしたり歯を削ったりはしません。
必要であればしみるのを防ぐお薬を複数回塗布する事でよくなることもあります。
それと併用してシュミテクトを使用されることもおすすめしています。
前述した象牙質には小さい穴があいており、
その穴から神経まで刺激が伝わるのですが、
シュミテクトは神経の周りにバリアを作り刺激が伝わらないようにするのです。
使用されるのであれば毎回の歯みがきの際に利用して頂き、
効果を確認してみてください。
もちろん合わなければ使用を止めてくださいね。
効果があれば歯みがきだけでも歯がしみるのを防ぐ事ができます。
ご自身の歯にあった方法であのピリッとした痛みから解放されましょう!