みなさんこんにちは!お久しぶりです。歯科衛生士の富山です。
9月に入りまだまだ暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
季節は秋ですが涼しくなる気配はまだ先になりそうですね。
暑さで体調くずさないように気をつけてくださいね!
さて、みなさんはお口が乾いて辛かった経験はありませんか?
今も辛い思いをしてる方もおいでかと思います。
お口が乾く症状のことを『ドライマウス(口腔乾燥症)』と言います。
ドライマウスとは何らかの原因で唾液が減少した状態を指します。
ではなぜ唾液は減少するのでしょう?
唾液が出ないあるいは出にくくなる病気が原因の場合もありますが
実際にはストレスが原因であったり、飲んでいる薬の副作用が原因である場合が多いのです。
口が乾くのは唾液が出ないからなのですが、
ずっとお口を開けたままにしていても当然乾いた状態になります。
両方が重なるといっそう乾いた状態が加速されます。
口が乾いた状態にあると、喉が乾いて常に水分がほしくなりますし、
口の中がネバネバしたり、カラカラになって不快になります。
うまく食べられず口の中に張り付いたりします。
味覚の異常や、食べ物を飲み込むのが辛い、舌が痛い、
義歯を入れて入られないといった症状がある場合もあります。
虫歯や歯周病にもなりやすくなります。
それだけでなくドライマウスになると口の中の環境の変化が起こり、
風邪を引きやすくなり肺炎も発症しやすくなると言われています。
そこでドライマウス対処法として簡単にできるお口の体操があります。
まずお口を大きく開けて『あ〜』と声も出しながらその次に『い〜』と笑顔で
『う〜』と口をとがらせながら最後に『べぇ〜』とおもいっきり舌を前に出してください。
そうやって動かしてあげることによって舌やお口の周りには
唾液が出る腺がたくさんあるので動かしてあげることにより刺激されます。
簡単にできるのでみなさんも日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。