こんにちは。初芝歯科クリニックのカウンセラーの福田です。

梅雨も明けて毎日とっても暑くなりましたね!

 

皆さんは今まで歯の治療で被せ物やつめ物(=補綴物)になってしまった場合、
その種類についてのお話を聞いた事がありますか?

そして、「違いがよく分からないし、費用がかかるから保険にしておこう。」

「白い歯が良かったけど、いつのまにか銀歯になってしまった!」という経験はございませんか?

 

当院では保険診療の銀歯の他に、自由診療の白いセラミックを使ったものもございます。
数種類ある中で、選ぶ際に大事な
3つのポイントで『美しさ』『耐久性』『適合性』とあります。

今回は、その中の『適合性』について簡単にお話させて頂きます。

 

適合性とは、簡単に言うと「歯と補綴物とがピッタリと合っているか」という意味です。
なぜそれが大事かというと、補綴物とご自身の歯が長持ちする事につながっているからなんです。

歯と補綴物がピッタリと合っておらず隙間が空いていると、
そこに汚れが入ってしまって再び虫歯になってしまう可能性があります。
せっかく治療して補綴物を入れたのに、また治療のやり直しはしたくありませんよね。

 

では、なぜ保険診療のものと自由診療のものでは差が生じてしまうのでしょう?

保険診療は「ものを食べるために歯が機能する」事が中心であるために、
保険診療が適応される処置には内容や材料などに制限があり、限度があります。

しかし自由診療では、型をとる前の処置をしっかりと行ったり、
材料が保険診療のものより精密にとる事が出来るものを使用するため、
補綴物をつくる際に必要な模型の出来上がりがとても綺麗です。

そして歯科技工士が手間と時間をかけて精密に製作するため、
患者さんそれぞれにピッタリのものが出来上がります。

もちろん保険診療も丁寧に行っておりますが、このような事の違いで差が生じてしまうのです。

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歯の治療で補綴物をつける事になった場合、治療したら終わりではなく
虫歯は再発する可能性がある事を忘れず、
補綴物はこれから共に生活していく身体の一部として考えて頂けると嬉しいです。

 

補綴物の事だけでなく、治療で気になる事や分からない事は
どんどん歯科医師やスタッフに質問して下さいね!